2018先輩医師の声

武田 道寛

2016年 東京医科歯科大学卒

2016年 SUBARU健保組合 太田記念病院 

    初期研修医

2018年 東海大学医学部 総合診療学系救命救急医学


専門:救急初療 外傷外科

① なぜ救急医を目指した?

小学校6年生のころに図書館にあったアルベルト・シュバイツァーの伝記を読み、医師という仕事に感銘をうけ、漠然と自分も医師となって人の役に立てるようになりました。そして目の前で倒れた人がいるときに、その人を助けてあげられる医師になりたいと思い、救急医を目指すようになりました。そして医学生として病院実習を行っているときに特に外傷外科に興味を持つようになりました。


② 東海大学病院を選んだ理由

私は太田記念病院で2年間の初期研修を行いました。太田記念病院の救命救急科は、東海大学医学部付属病院の関連病院であり、地域の救急医療の最後の砦として、軽症から最重症の外傷や熱傷など、あらゆる患者の診療を行っていました。とくに外傷における手術やIVR治療を多く経験しました。ご指導いただいた先生方に憧れ、そしてその先生方の勧めもあり、東海大学の救急科に入局することを決めました。 


③ 今後の予定カリキュラム

私は外傷外科修練コースに属しています。入局後、1-2年目は救命救急科に従事し、ERでは初期診療、ドクターヘリやワークステーションなどの病院前救急を学び、病棟ではICU管理を学びながら、外傷手術、熱傷手術に助手として参加しています。

武田先生のカリキュラム予定(医師8年目で救急、外科のダブルライセンス取得予定)


3-5年目には当院消化器外科で外科修練を行い、外科専門医を目指します。6年目に救命救急科に戻り救急科専門医を取得と、外傷手術の修練を続けていこうと思っています。私が思う当科の特徴としては、豊富な症例数(外傷、熱傷、中毒、減圧症etc)、外傷手術・IVR、集中治療、ドクターヘリや洋上救急、ワークステーションなどのプレホスピタル、災害医療など救急に関するあらゆる分野を経験できるところだと思います。そしてなにより、熱く・優しい指導医がたくさんいます。救急医を目指す学生や研修医の先生方はぜひ当科に見学に来ていただき、雰囲気を体感していただけたらと思います。